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作成日：2008年4月9日_記事番号：T00006656
統懋半導体、シリコンインゴット製造に成功
統一集団傘下で太陽電池向けシリコン製造を手掛ける統懋半導体（モスペック・セミコンダクター）はこのほど、同社初の単結晶シリコンインゴットの製造に成功した。台湾の太陽電池向けシリコンウエハー市場は、これまで中美矽晶電子（シノアメリカン・シリコン・プロダクツ）、緑能科技（グリーン・エナジー・テクノロジー）、合晶科技（ウエハー・ワークス）の３社が独占していたが、統懋が正式に挑戦を開始した。８日付電子時報が報じた。
統懋は年産100メガワットピーク（MWp）まで拡充可能な太陽電池向けシリコン工場棟を持ち、年初には年産20～25MWpに相当する８台のシリコン生成装置を設置した。
同社幹部によると、現在原料の安定確保に向けて多結晶シリコンのサプライヤーを欧州、米国、日本、中国で選定中で、原料確保が予定通りに進めば、下半期には８台の装置すべてで量産に入る予定だ。
