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豊興鋼鉄、棒線価格を4.16%値上げ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年4月9日_記事番号:T00006661

豊興鋼鉄、棒線価格を4.16%値上げ


 鉄筋メーカーの豊興鋼鉄は8日、棒線の製品価格を1トン当たり1,200台湾元(約4,030円)、平均4.16%の値上げを決めた。9日付工商時報が報じた。

 豊興の棒線価格は値上げ後、1トン当たり3万100元となるが、依然域内の相場である同3万2,000元前後とは開きがあり、聚亨企業集団(タイクーンズ)、官田鋼鉄は同日、追随しない考えを示した。

 豊興の林盟弼業務副総経理によると、国際ビレット価格が上昇を続け、1トン当たりのCIF価格が900米ドルを超えたことが川上の電炉メーカーのコストを引き上げ、さらに原料不足も加え、価格引き上げの要因になっているという。

 また、最近一部中国から輸入している原料線材のオファー価格が950米ドルに達し、関税や運送費を含めると1トン当たり3万元近くに上ることも、値上げの要因となった。