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POSシステムの振樺電子、米企業買収を決議


ニュース 電子 作成日:2016年9月30日_記事番号:T00066628

POSシステムの振樺電子、米企業買収を決議

 POSシステム(販売時点情報管理)メーカー、振樺電子(ポジフレックス・テクノロジー)は29日、臨時株主総会を開催し、O2O(オンライン・トゥー・オフライン)セルフサービスプラットフォーム大手、米国キオスク・インフォメーション・システムズ(KIOSK)の買収を決議した。振樺電子は今回の買収により、来年の売上高に30億台湾元(約97億円)、純利益に2億1,300万元の貢献が見込めると予測している。30日付経済日報が報じた。

 陳茂強総経理は、今月よりキオスクの業績が連結決算に加わるとした上で、同社が米国の大手顧客から大口受注を獲得し、来年第1四半期より納品を開始すると明らかにした。同件は長期にわたり納品が続く案件で、再来年にかけて大きな売り上げ貢献が見込めるという。

 振樺電子は、キオスクの18年売上高は36億3,000万元に成長し、純利益への貢献は4億1,100万元に拡大するとの見通しを示した。

 なお今後、キオスクはコスト低減のため、これまで米国で調達していた部品の一部を振樺電子から調達することになるという。