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作成日：2008年4月9日_記事番号：T00006665
崇越科技、売上高水増しで検察捜査
半導体製造設備販売の崇越科技（トプコ・サイエンティフィック）が、シンガポール企業のウエハー関連設備調達を代行する契約を結び、先払い金として受け取った500万米ドルを売り上げとして不正に計上していた疑いが強まり、士林地検は８日、郭智輝董事長らを任意で取り調べるとともに、台北市内湖区の同社事務所など関係先を家宅捜索した。９日付聯合報などが伝えた。
調べによると、崇越科技は2005年末にシンガポールのトロニック社と調達代行契約を結び、06年初めに500万米ドルを受け取った。しかし、先払い金は会計基準上、売り上げとして計上できない。
崇越科技は調達代行契約を履行しなかった上、先払い金の返還に応じなかったため、トロニック社は昨年、士林地裁に民事訴訟を起こしていた。
