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東芝の調達、今年3千億元以上に


ニュース 電子 作成日:2008年4月9日_記事番号:T00006666

東芝の調達、今年3千億元以上に


 台湾東芝電子の新任総経理、矢後務氏は工商時報に対し、今年、台湾企業からの調達額は3,000億台湾元(約1兆円)を上回るという見方を明らかにした。同紙が9日付で報じた。

 調達対象は、NAND型フラッシュメモリのテスティング・パッケージング、ノートブック型パソコン(ノートPC)、携帯電話、液晶テレビなどで、提携パートナーとして、力成科技(パワーテク・テクノロジー)、宏達国際電子(HTC)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、英業達(インベンテック)などの名前を挙げた。

 一方、同社の廖徳北董事長は馬英九新政権で確実視される中国との直航について、「実現すれば、東芝の年間売上高は5,000億元に達する。台湾企業からの電子製品の調達額も3,000億元を必ず上回る」という見方を示した。

 廖董事長によると、現在業務の7割が中国大陸と関係しており、直航実現に応じて、台北市内湖の物流区に新たな物流倉庫を設けて中国との業務取引拠点としたい考えだ。