ノートブック型パソコン（ノートＰＣ）の受託生産各社の３月の売上高は、世界最大手の広達電脳（クアンタ・コンピュータ）が過去３番目の759億元（前年同月比45％増）、緯創資通（ウィストロン）で過去最高の342億6,800元（同63.48％増）、英業達（インベンテック）で218億2,300万元（同3.09％増）となるなど、全般的に好調となった。９日付経済日報が報じた。
広達の発表によると、今年第１四半期の累計売上高は前年同期比38.6％増の2,026億元、第１四半期の出荷台数は800万台で前期比15％減となったものの、市場の予測通りとなった。
緯創の今年第１四半期の累計売上高は、前年同期比65.39％増の853億3,800万元、第１四半期の出荷台数は430万台となり、通年では1,800万台に達するとみられる。
英業達の第１四半期累計売上高は、前年同期比13.49％増の660億2,300万元となった。李詩欽同社総経理によると、第２四半期は出荷台数が前期比で10％以上増える見通しで、通年では1,200万～1,300万台に達するとみられる。
