ニュース 電子 作成日:2016年10月11日_記事番号:T00066793
台塑集団(台湾プラスチックグループ)の発光ダイオード(LED)照明メーカー、南亜光電(ナンヤ・フォトニクス、NYPI)は、爆発性ガスが発生する石油工場などで設置が義務付けられている防爆灯の、米国での受注を目指している。10日付経済日報が報じた。
同社のLED防爆灯は昨年、アメリカ保険業者安全試験所(UL)規格の認証を中華圏で初めて取得した。今年4月には自社の米国石化工場に出荷した。同社は年間5,000基の販売を見込んでいる。平均価格の1基550米ドルで計算すると、年間売上高は275万米ドルになる。
同社は、米国では近年シェールガス開発の成功で、石化工場が増えているが、従来型の防爆灯が多く使用されており、今後安全性向上のためLEDに切り替わると予測した。
市場調査会社のエレクトロニキャストの予測によると、2021年にLED防爆灯の世界市場規模は2億7,340万米ドルと、14年の1億6,010万米ドルから70%拡大する見通しだ。
南亜光電は03年設立で、現在は台プラグループが47.7%、晶元光電(エピスター)が50.9%を出資している。
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