ニュース その他分野 作成日:2016年10月11日_記事番号:T00066808
財政部統計処が7日発表した9月の輸出総額は225億6,000万米ドルで前月比8.5%減、前年同月比1.8%減だった。輸出総額は前年割れが過去最長17カ月続いたが、7月、8月はプラス成長だった。財政部は、中秋節連休(15~18日)のほか、台風17号(アジア名・メーギー)横断による「台風休暇」が2日あったため9月輸出総額は9億~10億米ドル減少したが、依然回復基調にあると指摘した。8日付工商時報が報じた。
電子部品の9月輸出額は84億2,000万米ドルと過去2番目の高水準で、前年同月比16.8%増と4カ月連続のプラス成長だった。うち半導体が24.6%増の72億9,000万米ドルで、9月としての過去最高を更新した。蔡美娜統計処長は、電子部品は97%が空輸で、台風の影響が小さかったと述べた。
市場別の9月輸出額は▽中国(香港含む)、93億9,300万米ドル(前年同月比6.2%増)▽東南アジア諸国連合(ASEAN)、40億300万米ドル(3.6%減)▽米国、27億4,600万米ドル(5.2%減)▽欧州、19億6,200万米ドル(11%減)▽日本、15億7,300万米ドル(1.4%減)──と、中国以外は前年割れだった。
一方、9月輸入総額は181億9,000万米ドルで前月比12%減、前年同月比0.7%増だった。半導体の設備投資がけん引し、第1~3四半期の資本設備輸入額は304億7,000万米ドルと同期としての過去最高となった。財政部は、モバイル端末の新製品や、モノのインターネット(IoT)、カーエレ、スマートロボットなど新分野の発展で、第4四半期の輸出総額は増加すると予想した。
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