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「陳総統はダブルスタンダード」、謝長廷氏が批判


ニュース 政治 作成日:2008年4月10日_記事番号:T00006682

「陳総統はダブルスタンダード」、謝長廷氏が批判

 
 謝長廷民進党主席は、総統選で敗北して以来初めてマスコミと懇談し、陳水扁総統について、「当初はクリーンさに非常に高い基準を設けていたが、自分と家族が司法案件に巻き込まれると、その基準を適用せず、民進党は堕落したと考えられた」と指摘した。10日付聯合報が伝えた。

 謝主席は「一部の人は権力を握っていないと不安心理に駆られる。陳総統はわたしが歯向かうことで粛清されると心配している」と異例の語調で不満をぶちまけた。

 謝主席はまた、党主席留任の過程で混乱があったことについて、「陳総統は張俊雄行政院長が党主席代行を務めることを希望していた。ただ、攻撃を受けたくないから、自分では顔を出さず、張行政院長にはわたし(謝主席)から伝えてほしいというのが陳総統の意向だった。そんなやり方は間違っている」と語気を荒げ、陳総統との溝の深さを印象付けた。

 その上で、留任を決めた理由については、「中央執行委員会で2回も慰留を受け、留任しなければ党主席改選が遅れるのみならず、党が崩壊すると考えた」と説明した。