ニュース その他製造 作成日:2016年10月12日_記事番号:T00066828
太陽電池業界の見本市「台湾国際太陽光電展(PV台湾2016)」が12日に台北世界貿易センター南港展覧館で開催されるのに先立ち、太陽電池メーカー幹部は記者会見で、業況は第3四半期に底入れし、第4四半期にはかなりの改善が見込めるとの見方を表明した。12日付工商時報が伝えた。
太陽電池最大手、茂迪(モテック・インダストリーズ)の張秉衡董事長は、太陽電池市況は9月中旬に底入れしたとの認識を示し、「現時点で在庫は最低レベルまで減少している。市況好転に伴い、各メーカーの稼働率は急速に高まり、価格も徐々に上向く」と予想した。
新日光能源科技(ネオソーラーパワー、NSP)の洪伝献董事長は「世界の太陽電池産業の生産額や就業人口のデータからみて、台湾が今後10年で20ギガワット(GW)の太陽電池内需を目指せば、10万人の雇用を創出できる」と指摘した。
株式市場でも最近、太陽電池関連銘柄の株価が小幅ながら反発に転じている。証券業界は、太陽電池各社が第3四半期に赤字を計上したものの、上半期の収益からみて、通年では近年で最も好業績が見込めると楽観している。
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