ニュース 電子 作成日:2016年10月14日_記事番号:T00066874
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)が高雄・路竹に新たに設置する第8.6世代生産ラインは既に試験生産段階に入っており、年内に量産を開始できる見通しとなっている。同社売上高は今年、2年連続のマイナス成長が確定的となっているが、新ラインが加わることで来年はプラス成長を回復できる見込みだ。14日付工商時報が報じた。
イノラックスの新8.6世代ラインは、2,200×2,600ミリメートルのガラス基板を採用し、40、45、50、55、60、65、75、85、100インチパネルを生産する予定だ。
なお同ラインは、台湾のパネル産業において来年新設される唯一の生産ラインとなるが、中国メーカーでは、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)が8.5世代ライン、恵科(HKC)が8.6世代工場で生産を開始する見通しだ。
ただ市場調査会社、ウィッツビューは、量産当初は良品率が低い上、韓国メーカーが一部生産ラインを閉鎖することから、世界全体の2017年のパネル生産能力は、過去4年で最低の前年比3.9%増にとどまるとみている。
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