市場調査会社、ガートナーの統計によると、華碩電脳（ＡＳＵＳ）の第３四半期のパソコン出荷台数は前年同期比2.4％増の539万7,000台で、市場シェア7.8％を占め、世界４位を維持した。宏碁（エイサー）も461万3,000台で前年同期比14.1％減少したものの、市場シェア6.7％で６位を維持した。14日付工商時報が報じた。
第３四半期のＰＣ出荷台数首位は中国の聯想集団（レノボ）で、前年同期比2.4％減の1,443万4,000台（市場シェア20.9％）だった。２位以下は▽ＨＰ、1,405万8,000台（前年同期比2.3％増、市場シェア20.4％）▽デル、1,011万1,000台（前年同期比2.6％増、市場シェア14.7％）──だった。５位はアップルで494万6,000台（前年同期比13.4％減、市場シェア7.2％）だった。
ガートナーによると、第３四半期の世界のＰＣ出荷総台数は6,894万5,000台で前年同期比5.7％減だった。前年同期比での減少は８四半期連続で、過去最長だ。ガートナーは、スマートフォンやタブレット端末の普及の影響を受けたもので、今年は９月の新学期開始に伴う需要も弱かったと分析した。
