ニュース 医薬 作成日:2016年10月14日_記事番号:T00066882
衛生福利部は総合病院(医学中心)の混雑緩和に向け、外来だけでなく、軽症で急患診療を受けた患者の自己負担額も来年から引き上げる方針だ。14日付蘋果日報が伝えた。
これにより、発熱など軽い症状で総合病院での急患診療を受けた場合、診療費の自己負担分が現在の450台湾元(約1,500円)から510元または550元に引き上げられる見通しだ。「掛号費」(日本の初診料・再診料に相当)や処方薬の費用を含めると、自己負担額は1,000元を超えるとみられる。毎年延べ約138万人が影響を受けると試算されている。
既に総合病院では外来診療費が360元から420元または460元に来年から引き上げられることが決まっており、急患診療費も同時に引き上げなければバランスを欠く側面もある。衛生福利部中央健康保険署(健保署)は20日に公聴会を開き、自己負担引き上げについて各界の意見を聴取し、来月にも全民健康保険会(健保会)で協議し、来年の引き上げを目指す構えだ。
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