ニュース 商業・サービス 作成日:2016年10月14日_記事番号:T00066885
中国の人気動画配信サイト「愛奇芸」(iQIYI)の運営会社が台湾子会社の設立を申請していることに対し、文化部の鄭麗君部長は13日、立法院で「賛成しない」と発言。経済部投資審議委員会(投審会)の張銘斌執行秘書も、愛奇芸が申請している事業種別は「情報通信サービス業」となっているが、実際には「映画・テレビ業」に関わり、問題が生じる可能性があるとして認可に否定的な見解を示した。14日付経済日報が報じた。
張執行秘書は、愛奇芸の台湾進出に懸念を抱く理由として、スマートフォンアプリを通じた配車サービスを展開する「Uber(ウーバー)」が台湾に進出する際、「情報通信サービス業」として申請したものの、実質的にはタクシー業界の競争相手となり、大きな争議を引き起こしていることを挙げた。
また中国資本による対台湾投資に関する許認可規定「大陸地区人民来台投資許可弁法」のポジティブリストに「映画・テレビ業」は含まれておらず、同業種に関わる場合、台湾投資は認められない。これを回避するため、愛奇芸は「情報通信サービス業」として子会社設立を申請したとみられる。
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