ニュース 金融 作成日:2016年10月14日_記事番号:T00066888
金融監督管理委員会(金管会)の統計によると、台湾資本の銀行の中国にある支店全体の1~7月の税引き前利益は2億7,400万台湾元(約9億円)で、前年同期比89.2%減少した。中国の景気減速、中国企業向け融資の不良債権化、人民元下落による為替差損が主因だ。14日付経済日報が報じた。
税引き前損失を計上したのは▽第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)▽台湾中小企業銀行(台湾企銀、TBB)▽台湾銀行(台銀)▽土地銀行──で、このうち台湾企銀は2億3,800万元、台湾銀行は1億7,500万元だった。
銀行幹部は今後の展望について、中国の景気が短期間のうちに全面回復するのは難しく、人民元下落の可能性も高いと予測。不良債権のリスクも高いため、今年の利益は良くても小幅成長と話した。
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