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看護システム「ジグビー」、試験運用段階に


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年4月10日_記事番号:T00006689

看護システム「ジグビー」、試験運用段階に

 
 台湾大学電機情報学部が開発した看護システム「ジグビー」がこのほど、台湾大学医学部付属医院北護分院で試験運用段階に入った。10日付経済日報が伝えた。

 患者が名刺サイズの発信機を身に付けることで、ナースステーションでは患者の位置、体温、脈拍数、血圧などをリアルタイムで把握することができる。病院内の天井にはアクセスポイントが無数に設けられており、位置情報の誤差は平均3メートル以下だという。患者の健康状態に異常が発生した場合には、スクリーン上で患者がいる位置が点滅して表示される仕組みだ。

 「ジグビー」というシステム名はミツバチが蜜のありかを仲間に知らせるためのZ字形に飛行することを指す英語から名付けられた。発信機は低コスト、低電力が特徴で、50~100メートルの範囲で使用可能。通信速度は毎秒250キロビットで、電池を交換せずに半年以上使用できる。