ニュース 商業・サービス 作成日:2008年4月10日_記事番号:T00006690
コンビニエンスストアの萊爾富(ハイライフ)は、焼きたてのパンを提供するベーカリー併設店を、今年は現在の50店から3倍の150店以上に増やすことを計画している。全土のコンビニが今年第1四半期に9,082店に達して飽和状態となる中、積極的に他社との差別化を図る。10日付蘋果日報が報じた。
同社のベーカリー併設店では、台北県五股のセントラルキッチンから冷凍パン生地の配送を受け、店内に設置した中型オーブンで焼き上げている。併設店の売上高は一般の店舗よりも20~30%大きく、良好な効果を生んでいるという。このため同社では、他社から引き抜いたり自社で育成したパン職人にフランチャイズ経営を担当させるなど、併設店の拡大に本腰を入れている。
ベーカリーの併設は、最大手の統一超商(プレジデント・チェーンストア)も試験的に行っており、消費者に受け入れるかどうかを見極めた上で今後の展開を決めていきたいとしている。
統一超はベーカリー併設店の課題として、▽機器設置の投資コストが高い▽パンの焼成には簡単な技術が必要で、アルバイト全員が担当できるわけではない▽商品の廃棄率──の3点を挙げている。
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