ニュース 電子 作成日:2016年10月17日_記事番号:T00066900
17日付経済日報が日本経済新聞の報道を基に伝えたところによると、鴻海精密工業と傘下のシャープは、中国にアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネル工場を建設し、2019年に量産する計画だ。中国のスマートフォンメーカーの強い需要に応え、中小型の有機EL(OLED)パネル市場シェアの97%を握るサムスン電子に挑む。鴻海は、報道に関しノーコメントだ。
シャープは、まず18年に堺ディスプレイプロダクト(SDP)で有機ELパネル生産を開始し、技術が成熟すれば、中国でOLEDパネルを生産するとサプライヤーに通知したようだ。投資額は1,000億円以上と推測されている。
有機ELパネル工場建設地は、中国・広東省深圳市とみられている。深圳市は、アップルが17年に研究開発(R&D)センターを開設する予定のほか、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の本社がある。近隣の広東省東莞市には、維沃移動通信(vivo)、広東欧珀移動通信(OPPO)などの本社がある。
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