ニュース 家電 作成日:2016年10月17日_記事番号:T00066904
鴻海精密工業は14日、中国浙江省で開かれた阿里巴巴集団(アリババグループ)のイベントで、シャープ製スマートテレビ「YunOSテレビ」を発表した。鴻海にとって、初のスマートテレビとなる。15日付蘋果日報などが報じた。
郭董事長は中国メディアのインタビューで、「年間1,000万台売れなければ1台あげるよ」と強気に発言した(中央社)
「YunOSテレビ」は、アリババのOS(基本ソフト)「YunOS」を搭載し、アリババ傘下の阿里数字娯楽事業部(阿里数娯)がクラウドを通じて教育やエンターテインメントのコンテンツを提供する。アリババのインターネット通販の特売日「光棍節(独身の日、11月11日)」商機を狙う。価格は未公表。
郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は、今後は家庭で携帯電話の小さい画面でなく、スマートテレビの大画面で家族と一緒にコンテンツを見るようになると語った。
郭董事長は、中国3億5,000万世帯に広めたいと述べた。中国で過去10年のシャープのテレビユーザーは1,000万人に上り、うち6割が3人に影響を与えれば、2,000万台売れると語った。
郭董事長はまた、半年で1000万台は売れるが、現在の年産能力は1,000万台しかなく、中国で日本より優れた工場を作るには2年かかると話した。
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