ニュース 運輸 作成日:2016年10月17日_記事番号:T00066913
台湾鉄路(台鉄)西部幹線の豊原~大慶間の高架化に伴い、台中駅など高架5駅が16日、供用を開始した。葉仁和・台中駅長は、台中駅の新駅舎の1日当たりの利用者数を延べ12万人へと、旧駅舎の2倍に引き上げたいと語った。17日付蘋果日報などが報じた。
新駅舎(左後)は蝶(ちょう)のような外観の屋根の上に太陽光パネルが設置されている。旧駅舎(右前)は鉄道博物館とする計画だ(16日=中央社)
蔡英文総統は同日、台中駅の記念式典で、旧駅舎は約100年の歴史を刻んできたが、新駅舎は今後100年の歴史をつくると語った。高架化は台中の生活機能、住環境に発展をもたらす重要な一歩だと強調した。
台中駅の新駅舎は地下1階、地上3階建てで面積9,075坪。高さ37メートルと、台湾で最も高い台鉄駅となった。経費は22億4,300万台湾元(約74億円)。
乗客からは、景色がよく見え、快適で、まるで台湾高速鉄路(高鉄)のようだといった声が聞かれた。一方、台中駅で乗車券売り場、改札の動線が悪く、混雑が見られたほか、太原駅で自動券売機4台のうち2台が故障するなど、トラブルも発生した。
また、通路の確保のため、立ち退きを迫られているビルの住民約30人は同日、抗議活動を行った。
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