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機械の1~9月輸出額、6.3%減に悪化【表】


ニュース 機械 作成日:2016年10月18日_記事番号:T00066928

機械の1~9月輸出額、6.3%減に悪化【表】

 機械業界団体、台湾機械工業同業公会(TAMI)が17日発表した統計によると、機械の1~9月輸出額は150億300万米ドルで前年同期比6.3%減と、減少幅が拡大した。王正青TAMI秘書長は、財政部が昨年7~9月の輸出額実績に自由貿易区の分を加えて上方修正したため、大幅な減少幅となったと説明した。18日付工商時報が報じた。

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 9月の輸出額は14億5,500万米ドルで、前年同月比10%減だった。うち工作機械は1~9月輸出額が20億7,300万米ドルで前年同期比14.9%減、9月は2億500万米ドルで前年同月比7.7%減だった。

 王TAMI秘書長は、世界で機械が生産過剰になっているが、台湾メーカーの受注は徐々に改善していると指摘した。IoT(モノのインターネット)やビックデータ時代の到来で、工場の生産をタブレット端末やスマートフォンのアプリを使って遠隔操作したり、機械が故障する前に部品交換を知らせる警告が出るようになるなど、機械設備の需要も自動化、スマート化に向かうと話した。