ニュース 商業・サービス 作成日:2016年10月18日_記事番号:T00066934
経済部統計処の17日発表によると、飲食業界の1~8月売上高は前年同期比2.5%増の2,937億台湾元(約9,600億円)と、同期で過去最高だった。統計処は、景気は良くないが、外食人口が増加しているほか、レジャーや台湾域内旅行が拡大しているためと分析。各社のマルチブランド戦略がけん引し、今年通年では過去最高を更新すると予測した。18日付工商時報が報じた。
昨年の飲食チェーン店は905ブランド3万1,038店と、12年と比べ281ブランド2,158店増えた。うちレストランが154ブランド1,481店増、飲料店が50ブランド626店増と、大きく伸びた。
同時に発表した飲食業界の実態調査によると、今後の出店計画があるとの回答は大企業が63.2%、中小企業が21.6%だった。出店したいエリアは、百貨店周辺が最多の56.4%(複数回答)だった。続いて▽繁華街、51.1%▽MRT(都市交通システム)駅周辺、46.8%▽観光地、8.5%▽学校周辺、7.5%──の順だった。
経営課題は、▽食の安全管理強化、61.9%▽原材料・人件費の削減、47%▽新商品の研究開発(R&D)、43.3%▽新ブランド・新形態の店舗設立、22.4%──と続いた。
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