ニュース 運輸 作成日:2016年10月18日_記事番号:T00066937
台北市の路線バス業者、大都会汽車客運(メトロポリタン・トランスポート)は現在、車両研究測試センター(ARTC)で2両連結式の車両導入に向けたテストを実施しており、来年1月に実際の運行が実現する見通しとなっている。18日付自由時報が報じた。
大都会客運は3年前に2両連結バスの導入を計画したが、これまでARTCの審査を通過できていなかった。しかし洪滄浪総経理は17日、「11月中にARTCの承認が得られる見通しで、車両検査、ナンバープレートの公布などを経て12月に試験運行を行う」と説明した。麟光新村から和平東路、敦化南北路、台北松山空港までを結ぶ285番区間車路線に導入される予定で、他の車両と同様の運賃体系が適用される。
同社が導入する2両連結車両の全長は一般的なバスの約2倍に相当する18.75メートルで、約120人の乗車が可能で、バスの運行車両数が減ることで交通渋滞の解消に貢献すると期待される。一方、カーブを曲がる際に大回りする必要があることなどから安全面での不安が指摘されているが、洪総経理は道路状況を考慮して車両を設計しており、懸念の必要はないと強調した。
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