ニュース その他分野 作成日:2016年10月18日_記事番号:T00066941
労働団体の台湾労工陣線は17日、行政院主計総処の2015年統計によると、5業種の平均月給が3万台湾元(約9万8,000円)未満だったと指摘した。孫友聯秘書長は、域内総生産(GDP)は成長しているのに給与水準は停滞しているとして、政府に対し低賃金長時間労働への対策を訴えた。18日付工商時報などが報じた。
平均月給が最も低かったのは、外国語、芸術、予備校の講師などその他教育・教育支援サービス業の2万4,302元で、工業・サービス業の平均4万8,490元の約半分だった。続いて▽理容・美容業、2万7,219元▽その他旅客運送業、2万7,668元▽廃棄物清掃業、2万9,620元▽建築物・緑化サービス業、2万9,684元──の順だった。
一方、平均労働時間が最も長かった業種は、警備・私立探偵サービス業で、月間222.2時間だった。以下、▽公共交通機関の旅客運送業、204.6時間▽理容・美容業、200.5時間▽紡織業、191.7時間▽ゴム製品製造業、189.9時間──の順だった。工業・サービス業の平均は175.3時間だった。
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