ニュース 政治 作成日:2016年10月18日_記事番号:T00066943
行政院がデジタル技術の普及に向けて新設したデジタル分野担当の政務委員に10月1日付で就任した有名プログラマーの唐鳳(オードリー・タン)氏(35)は、就任前に条件として、毎週水、木曜日には登庁せずに外勤状態で勤務することを提示し、林全行政院長が了承していたことが分かった。18日付経済日報が伝えた。
唐政務委員(右3)。政務委員が毎日登庁しないのは初のケースだ(中央社)
テレビ会議などデジタル技術の進歩で必ずしもオフィスに出勤する必要がなくなり、将来的にテレワークなど外部での勤務を導入する企業も出てくると予想される中、唐氏は時代を先取りした格好だ。
唐氏は週2回の外勤を設ける理由について、「そうした方が心理的にバランスが取れるほか、業務上学んだ新知識を吸収する時間が生まれる。社会への適応は双方向であり、個人も多様性で社会の習慣や価値を変える」と指摘した。唐氏は登庁しない2日間について、必ずしもテレワークを行うわけではないと説明した。重要会議がある場合には当然登庁することになる。
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