ニュース 電子 作成日:2008年4月10日_記事番号:T00006695
光学マウス世界2位の原相科技(ピクスアート・イメージング)は9日、韓国IC設計のアットラボ(ATLab)と中国、台湾企業数社に特許権を侵害されたとして、台北地裁と中国西安の裁判所に、損害賠償および輸出入・販売の差し止めを求めて提訴した。10日付経済日報が報じた。
同社によると、損害賠償額は現在計算中で未定だ。提訴の対象としたのはアットラボのほか、陝西省の西安文硯電子、北京中天信誠科技発展、現代電子(天津)多媒体、アットラボ製品の台湾での輸入商、尊威科技企業だ。
同社が、同業者を相手取って訴訟を起こしたのは今回が初めて。2006年に、米アバゴ・テクノロジーズに特許侵害で提訴されたことがあったが、その後和解している。
同社の光学マウスは、世界市場シェア25~30%を占め、アバゴに次いで2位だ。昨年の出荷量は9,100万個で、売上高の35%を占めた。売上成長率は50%以上だ。今年の出荷量は前年比24%増の1億1,300個まで伸び、売上高全体のの37%を占めるとアナリストは予測している。
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