ニュース 電子 作成日:2016年10月19日_記事番号:T00066950
19日付工商時報が中国・毎日経済新聞の報道を基に報じたところによると、鴻海科技集団(フォックスコン)が中国の生産ラインに4万台のロボットを導入することで6万人の従業員を削減するとの観測が出ていることについて、共産党の江蘇省昆山市委員会・宣伝部関係者は、「同グループの昆山工場では従業員数がピーク時の11万人から現在、5万人以下まで減少しているが、これは生産ラインが中西部に移転し、同工場の受注が減少したことが主因」と指摘。削減も一気に行われたわけではなく、数年をかけて進められたとの見方を示した。
なお報道によると、昆山工場では現在も積極的に従業員を募集しており、雇用条件は食事、住居付きで月給3,500人民元(約5万4,000円)が提示されているという。
ただ中国では人件費の上昇が続いており、多くの地域で人手不足が生じている。こうした中、ロボットの導入で労働力不足を解消するという動きは今後も続くとみられている。
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