ニュース 電子 作成日:2016年10月19日_記事番号:T00066951
19日付電子時報によると、アップルが来年発売するとされるスマートフォン次世代機種「iPhone8」について、ガラス筐体、ワイヤレス充電向けなど重要部品の多くを中国のサプライヤーから調達するとの観測が業界で出ており、過去10年間、同製品向け受注で業績を維持してきた台湾のハイテク業界にとって極めて大きな脅威となる見通しだ。
2007年に初代機種が発売されたiPhoneは大きな話題を呼び、世界市場で急速にシェアを拡大。サプライヤーとなった台湾メーカーは業績と知名度が向上し、アップル以外からの受注獲得にもつながった。
しかし近年、中国メーカーが製造・設計能力を高めている上、政府の支援を受けてアップルのサプライチェーンで勢力を急速に拡大しており、スマホ最新機種の「iPhone7」でも重要な新規部品の多くを同国メーカーが供給している。
こうした中、一部では既に台湾メーカーが中国向けの下請け業務によって業績を維持するといった状況も生まれており、来年は中台メーカーの競争力が逆転する可能性が浮上している。
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