ニュース 石油・化学 作成日:2016年10月19日_記事番号:T00066953
台湾中油(CPC)はこのほど、台湾域内3カ所目となる液化天然ガス(LNG)の受け入れ基地建設計画、および高雄港の洲際貨櫃中心(大陸間コンテナターミナル)第2期拡張エリアにおける石油・化学製品の貯蔵・物流センター建設計画を始動させた。同社は両計画を将来の経営を支える推進力としたい考えで、投資額はそれぞれ8年間で600億台湾元(約2,000億円)を超える見通しだ。19日付工商時報が報じた。
LNGの第3受け入れ基地は2期に分けて建設する計画で、1期、2期とも年間取扱量300万トンに相当する4基の貯蔵タンクを設置する。なお1期工事は、LNGの供給を予定する台湾電力(台電、TPC)大潭発電所(桃園市)の第4発電機建設に合わせ、2022年に完成させたい考えだ。
洲際貨櫃中心第2期エリアでの石化製品の貯蔵・物流センター建設は埋め立て地203ヘクタールを利用する計画で、既に40ヘクタールの取得を終えている。来年中旬には着工できる見通しで、その後、段階的に建設を進め、初期工事は21~22年に完成。さらに25年にかけて後続工事が相次いで完了する見通しだ。
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