ニュース 公益 作成日:2016年10月19日_記事番号:T00066970
台湾電力(TPC)は18日、残暑と発電所の定期検査で電力の供給予備率が低下しており、供給制限を警戒するレベルに近づいていることを明らかにした。19日付工商時報が報じた。
現在TPCでは、合計出力の15%に相当する発電所9カ所、12基で定期検査が行われているが、残暑による電力消費量の増加で供給不安が生じた格好だ。供給準備率は17日に2.80%、18日には2.88%まで低下した。10月としては最低水準だ。
TPCの広報担当者によると、発電所の定期検査は電力消費がピークを迎える夏を避け、秋から冬にかけ順番に実施されているという。同担当者は「電力需要に注意を払い、電力供給の安定を維持していく」と説明した。
また19日午前7時32分にTPCの大林発電所(高雄市)5号機でトラブルが発生し発電が停止した。これにより一時的に供給準備率が過去最低となる1.62%を記録した。なお現在は復旧している。
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