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船井電機の液晶テレビシェア拡大、奇美電に恩恵


ニュース 電子 作成日:2008年4月10日_記事番号:T00006698

船井電機の液晶テレビシェア拡大、奇美電に恩恵

 
 船井電機は9日、蘭フィリップスから、北米市場での液晶テレビ販売権とブランド使用権を取得すると発表した。これにより、船井の戦略的パートナーとしてパネルを供給している奇美電子(CMO)も恩恵を受けるとみられる。10日付経済日報が伝えた。

 船井電機の契約期間は最低5年間で、9月から「フィリップス」と「マグナボックス」ブランドで事業を展開する。船井の販売台数は年間330万台まで増加、世界市場シェアは現在の3%から10%に拡大すると予測される。

 船井と奇美との提携は、船井がパネルの供給を受ける代わりに、奇美に2006年から5年間で約4億米ドルの資金を貸し付けるというものだ。

 市場調査会社のディスプレイ・サーチによると、フィリップスは昨年、液晶テレビ855万台を出荷、市場シェアは11%で、サムスン、ソニーに次いで世界3位だった。