ニュース 電子 作成日:2016年10月20日_記事番号:T00066982
来年の発売が予想されるアップルの次世代スマートフォン「iPhone8」にはワイヤレス充電機能が搭載されると観測されているが、同機能向けモジュール、フレキシブルプリント基板(FPC)、コイルといった部品の調達先は中国メーカーとなるとの見方が出ており、既に最終的な見積依頼書(RFQ)が発行されたと伝えられている。これが事実とすれば、台湾メーカーは有力な新機能に絡む商機から恩恵が受けられない可能性がある。20日付電子時報が報じた。
同紙は、中国の新興ハイテクメーカーは、大規模な資金を投じて人材の獲得、企業買収、技術開発を進めており、アップルが採用する新機能、新技術をめぐる商機獲得を目指しており、ワイヤレス充電関連の受注を獲得したとしても意外ではないと指摘した。
一方、資金力が乏しく人材不足に苦しむ台湾メーカーは、こうした新機能、新技術に絡む商機からかやの外に置かれた場合、成長を維持することは困難で、さらには衰退する懸念もある。
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