ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年10月20日_記事番号:T00066985
英高級車、ジャガーランドローバーの台湾代理店である九和汽車の陳貽彬総経理は19日、今後10億台湾元(約33億円)以上を投じて販売拠点をグレードアップするほか、台中市政府の中心商業地「7期重画区」に旗艦店を来年オープンすると発表した。ジャガー、ランドローバーの合計販売台数で今年1,000台、来年2,000台、2020年までに4,000台を目指す。20日付蘋果日報などが報じた。
陳総経理は、九和汽車は今年4月に従来の大中華区でなくアジア太平洋地区の代理店として位置付けられて以降、ジャガーランドローバーから豊富な資金援助を受けていると説明した。
九和汽車は20年末までに台湾全土で拠点10カ所以上を新設する計画で、うち3カ所はアルミニウム合金車体整備センターとする。陳総経理は、大台北地区(台北市、新北市、基隆市)に計画する拠点は18年末までにオープンできると予想した。
1割以上値下げ、ポンド安で
一方、英国の欧州連合(EU)離脱決定によりポンドが年初来で17%下落し、対台湾元で40元を下回り31年来の最安値を付けたことを受け、九和汽車はジャガー、ランドローバーの全車種を1割以上値下げした。中でもジャガーの「XJLプレミアム・ラグジェリー」は従来の455万元から365万元へと下げ幅が2割で最大だった。
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