ニュース 電子 作成日:2016年10月21日_記事番号:T00067004
21日付工商時報によると、鴻海精密工業は来年アップルの薄型軽量ノートパソコン、マックブック受託生産の40%を受注し、現在の25%より拡大する。一方、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の受注は60%へと現在の75%から縮小する。
鴻海は以前、アップルのタブレット端末「iPad」のために生産能力を大幅に拡張したが、iPadが販売不振に陥ったため、アップルに対しマックブックの受注拡大を求めたようだ。
業界関係者によると、最終目標は鴻海の受注が60%、クアンタが40%で、その場合はクアンタのマックブック出荷台数が600万~700万台まで縮小する可能性がある。
クアンタは従来よりマックブックの最大の生産委託先で、年間出荷台数は1,200万台だった。クアンタにとっても、アップルはノートPC出荷台数の30%を占める重要顧客だ。
スマートフォンやタブレット端末に押され、世界のPC市場が縮小する中、マックブックは年間販売台数1,600万台前後と安定成長している。ただ、HPや聯想集団(レノボ)の年間3,000万台には及ばない。
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