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10月TVパネル価格が大幅上昇、AUO・イノラックスに恩恵【表】


ニュース 電子 作成日:2016年10月21日_記事番号:T00067008

10月TVパネル価格が大幅上昇、AUO・イノラックスに恩恵【表】

 市場調査会社のIHSマークイットによると、10月下旬のテレビ用中大型液晶パネルオファー価格は40インチで15米ドル(13%)、49インチで13米ドル(9%)、55インチで6米ドル(3%)、65インチで20米ドル上昇した。中大型パネルが主力の友達光電(AUO)や群創光電(イノラックス)は第4四半期の利益が今年最高を記録すると予想されている。21日付工商時報が報じた。

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 IHSマークイットの謝勤益(デビッド・シェイ)シニアディレクターは、32インチパネルの価格大幅上昇を受け、32インチのテレビで利益を上げられなくなったメーカーがより大型のテレビ発売に切り替えているため、第4四半期も中大型パネルの供給逼迫(ひっぱく)が続いていると指摘した。また、AUOとイノラックスは第6世代工場で65インチパネルを生産しているが、両社の生産能力は韓国、日本のテレビブランドに押さえられ、少量のハイエンドパネルしか他のテレビメーカーに供給できないため、65インチパネルの価格上昇幅が予想を上回ったと説明した。