ニュース 医薬 作成日:2016年10月21日_記事番号:T00067011
台湾の医療器材産業の2016年生産額は前年比8.5%増加し、初めて1,000億台湾元(約3,300億円)を上回るとの予測が、工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)より示された。21日付工商時報が報じた。
医療器材産業の今年1~9月の生産額は前年同期比9.6%増加した。成長率は診断・モニタリング分野の28.5%が最大で、体外診断分野も11.2%と全体平均を上回った。
IEKは、2017年の生産額は7.2~8.5%増加し、6年連続で成長率が5%を上回ると予想。来年は高齢化に対応した利用価値向上が医療器材産業のトレンドになるとみており、台湾の医療器材産業は高い柔軟性、良品率を持つ量産技術を強みに、来年第2四半期に景気がさらに良くなると予測した。
IEKは一方で、台湾の医療器材関連の株式上場・店頭公開企業の粗利益率は世界大手企業の平均粗利益率60%の半分で、値下げ競争などが利益に影響していると指摘。台湾の関連企業は製品や販売モデルを適度に見直し、高付加価値化を進めて利益向上を図るよう提言した。
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