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C型肝炎新薬の健保適用、登録制で年8千人


ニュース 医薬 作成日:2016年10月21日_記事番号:T00067012

C型肝炎新薬の健保適用、登録制で年8千人

 衛生福利部中央健康保険署(健保署)は20日、来年から全民健康保険の給付対象に含まれる経口投与用のC型肝炎新薬について、給付を登録制とし、初年度の給付枠を8,000人とすることを決めた。21日付聯合報が伝えた。

 給付は従来のインターフェロンによる治療に失敗し、肝線維化が第3ステージ以上に進んでいる患者を優先対象とする。また、処方を4周期繰り返してもウイルス量の低下が見られない場合には処方を中断する。専門家は今回の措置で肝臓がん患者が年間で300人減少すると試算している。

 新薬が投与されるのは1型のC型肝炎患者で、処方される新薬にはブリストル・マイヤーズスクイブの「ダクルインザ」と「スンベプラカプセル」の組み合わせ、アブビーの「ヴィキラックス」と「エクスビエラ」の組み合わせの2種類がある。