新光三越百貨の台北信義新天地と、微風広場（ブリーズセンター）の信義・松高の２店は20日、週年慶（創業祭）セールを開始した。新光三越の台北信義新天地には28万人が来店し、売上高は９億3,000万台湾元（約31億円）と前年同期比２%増だった。微風広場には1,000万元のティファニーのジュエリーを購入した客も現れ、２店の同日売上高は計２億6,000万元に上った。21日付経済日報が報じた。
大勢の客で混雑する台北信義新天地Ａ８館。個人消費の堅調ぶりをうかがわせる（20日＝中央社）
新光三越の台北信義新天地は開店直後に大勢の客が押し寄せ、化粧品販売コーナーを埋め尽くした。SK－IIのスキンケアセット270組が即売り切れるなど、化粧品は初日で70万組を販売し、売上高は前年比５%増加した。
なお、新光三越の台北信義新天地では、飲食店の人気が化粧品に迫るという新たな現象も見られた。中でも同日Ａ９館にオープンした日本のとんかつレストラン「とんかつまい泉」の台湾１号店が人気を集めた。
