ニュース 社会 作成日:2016年10月21日_記事番号:T00067024
2013年に台湾政界に吹き荒れた馬英九前総統と王金平前立法院長の政争をめぐり、柯建銘立法委員(民進党)が馬総統を機密漏えいなどの疑いで刑事告発していた裁判で、台北地方法院は20日、今年5月に総統退任を受けて起訴された馬前総統の被告人質問を11月8日に行うことを決めた。馬前総統は出廷する方針だ。21日付自由時報が伝えた。
馬総統が退任後、被告として裁判に出廷するのは初めてのことだ(中央社)
柯立法委員による刑事告発は3年前だったが、馬前総統には在任中に訴追されない免責特権があったため、任期満了後に起訴された。
事件は王前立法院長らによる検察幹部への圧力疑惑の捜査に関連し、元検察総長の黄世銘被告が機密漏えいに問われた事件で、馬前総統が事件に関係ないにもかかわらず、捜査内容の報告を受けていたことから、馬前総統自身が機密漏えいと同教唆の罪に問われたものだ。
これに先立ち、台北地方法院は黄世銘被告に対する被告人質問を今月25日に行う。
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