ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年10月24日_記事番号:T00067042
中国鋼鉄(CSC)で宋志育前董事長の退任に伴う後任に翁朝棟総経理の昇格が決まった。行政院の徐国勇報道官が22日認めた。23日付工商時報が伝えた。
翁朝棟氏は就任後の抱負として、「人材の継承強化」と「新南向政策の実行」を挙げた(22日=中央社)
後任をめぐっては、経済部の沈栄津政務次長(次官)が董事長代理を務める人事がいったん内定したが、違法性が指摘されたために撤回された。経済部は21日の段階で行政院に翁総経理の昇格方針を伝えた。
これに先立ち、沈次長の董事長代理兼務は、公務員が法律の定めによらず、公営事業機関または会社の政府を代表す董事、監察人に就くことはできないとする公務人員服務法の規定に違反するとの指摘が野党国民党からあった。
沈次長は今月初めの内定以降、経済部商業司への登記変更手続きを済ませておらず、違法性を指摘されることを懸念していたのではないかとみられている。
翁氏はCSC生え抜きで、子会社から6月末に総経理に起用され、わずか4カ月で董事長へと昇格することになる。CSC生え抜きの董事長が誕生するのは16年ぶりとなる。
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