ニュース 商業・サービス 作成日:2016年10月24日_記事番号:T00067045
台北市信義区の高級ホテル、台北君悦酒店(グランドハイアット台北)は、かつての日本軍の処刑場跡地に建っており幽霊が出るとのうわさが出回り、「幽霊が出る世界のホテル10館」といった世界の旅行関連サイトの特集で頻繁に名前が上がるようになった。今年初めに同館総経理に就任したサミー・キャロラス(柯善沐)氏は、「うわさの払拭(ふっしょく)が最初の任務だった」と述べつつ、幽霊出現説を強く否定した。22日付経済日報が報じた。
同館はうわさで客が宿泊を避けたこともあったと説明。昨年改装を終えるまでは、著名仏教指導者である林雲大師の書画をエレベーターホールの両側に掛けていたため、魔除けの札のように見えてうわさに信ぴょう性があるかのような印象も与えていたいう。
キャロラス総経理は、史料の調査や行政機関への問い合わせ、かつての住民からの聞き取りなど調べを進めた結果、ホテルの土地に処刑場があった証拠は一つも見つからなかったと述べた。なお、現在の信義計画区一帯は日本統治時代には陸軍倉庫が置かれていた。
同総経理はまた、同館の従業員700人のうち3分の2が在職15年以上、20年以上も2割に上り、仮に幽霊が出るホテルであれば、これほど多くの従業員が長期間働くことはなかったと強調した。
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