ニュース 金融 作成日:2016年10月24日_記事番号:T00067046
金融持ち株会社の永豊金融控股(シノパック・フィナンシャル・ホールディングス)は21日、傘下の永豊証券投資信託(シノパックSITC)の中国福建省での合弁会社、円信永豊基金管理の株式49%を合弁相手の廈門(アモイ)農商投資集団、廈門国際金融資産取引センターに1億6,000万人民元(約24億5,000万円)で売却すると発表した。22日付工商時報が報じた。
円信永豊は2014年2月に営業を開始したが、最近は中国の地場投信業者との厳しい競争にさらされており、海外事業の全体的な見直しの中で、売却が決まった。永豊金は今年7月に米国法人を売却したばかりだ。中国に進出した台湾系の投信業者が撤退するのは初となる。
中国事業からの撤退は、蔡英文政権発足後の中台関係停滞も関係しているとみられるが、永豊金の広報担当者は「上海分行(地域本部に相当)が先月開業したばかりで、リース事業も積極展開している。中国事業は継続する」と述べた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722