ニュース 運輸 作成日:2016年10月24日_記事番号:T00067047
訪台中国人旅行者が下半期から大幅に減少していることを受け、遠東航空(ファーイースタン航空)の張綱維董事長は、第4四半期に東南・北東アジアでさらに4路線を開設し、来年第1四半期は東アジアで新規路線を開設すると表明した。24日付工商時報が報じた。
遠東航空は今月8日に台北(桃園)~ダナン(ベトナム)、桃園~ハルビン(中国黒竜江省)に就航したのに続き、▽11月3日、桃園~延吉(中国吉林省)▽11月4日、桃園~新潟▽12月1日、高雄~マカオ▽12月2日、桃園~シェムリアップ(カンボジア)──に就航する計画だ。
張董事長は、中台路線はもともと同社の45%を占めていたが、合肥市(安徽省)、フフホト(内モンゴル自治区)線の運航を停止したほか、太原(山西省)線も従来の週6便から2便に減らしており、第4四半期の新規路線開設により、中台路線の割合は15%に下がると予想した。
遠東航空の上半期売上高は約19億台湾元(約62億円)、利益は約2億9,000万元だった。張董事長は、第3四半期は小幅ながらも黒字だったが、第4四半期は路線調整により損益均衡がやっととの見通しを示した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722