ニュース 電子 作成日:2016年10月26日_記事番号:T00067058
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の米国預託証券(ADR)が24日、過去最高となる31.41米ドルを付けたことを受け、台湾株式市場における同社株式の25日終値も193台湾元(約640円)まで上昇し、時価総額が初めて5兆元を突破した。ADRを加えれば時価総額は1,648億米ドルに上り、インテルの1,668億米ドルに20億米ドルまで迫った。26日付工商時報が報じた。
投資家によると、ファウンドリー業界の見通しが良好なこと、およびTSMCの技術開発が予想を大幅に上回るスピードで進んでいることが好感され、外資による有力な投資対象となっているという。
TSMCの時価総額は1999年に初めて1兆元を突破した後、11年1月に2兆元を超えたが、3兆元突破は3年余り、4兆、5兆元突破はそれぞれ1年前後の期間で達成している。また、今年6~7月の世界的な株価急落を受けてインテルの時価総額との差も158億米ドルまで接近。さらに最近のTSMCの株価上昇がインテルを上回っていることからその差は20億米ドルまで急速に縮まっている。
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