ニュース 電子 作成日:2016年10月26日_記事番号:T00067061
宏達国際電子(HTC)が25日発表した第3四半純損失は18億台湾元(約59億円)で、前期比41.9%縮小し、6四半期連続で赤字を計上した。このうちスマートフォン事業では損益分岐点に達し、赤字解消となった。同社が受託生産しているグーグルの新型スマホ「Pixel(ピクセル)」が先日発売されたことがプラス要因となった。26日付蘋果日報が報じた。
HTCの第3四半期粗利益率は16.1%と前期比4.7ポイント上昇した。ハイエンド製品への注力と費用削減が奏功した結果で、張嘉臨総経理は、第4四半期はクリスマスで需要期となりスマホ、バーチャルリアリティー(VR)システム「HTC Vive」の販売が伸びると予想した。
一方、サプライヤーへの発注見積もりによると、HTCの今年のスマホ出荷台数は1,990万台、17年は1,880万台と予想される。またViveの出荷台数は16年は36万台、17年は65万台とみられる。
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