ニュース 医薬 作成日:2016年10月26日_記事番号:T00067063
台湾の臨床試験業者、佳生科技顧問(PPC)は25日、上海宣泰医薬科技(シノセラピューティクス)の委託を受け、台湾の三軍総医院で経口抗菌薬「ポサコナゾール」のジェネリック医薬品(後発医薬品)の生物学的同等性試験を完了した。上海宣泰は中台の病院各4カ所での臨床試験データを相互認定する「4+4」制度に基づき、中国で医薬品認可を申請する予定だ。同制度に基づく申請例は初となる。26日付経済日報が伝えた。
佳生科技によると、米食品医薬品局(FDA)は現在、中国での臨床試験データを認定していないため、上海宣泰は台湾での臨床試験データに基づき、米国で医薬品認可を申請する。
4+4制度は、2014年12月に中台間で締結された薬物の臨床試験・審査に関する協定に基づくもので、台湾の衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)と中国国家食品薬品監督管理総局(CFDA)は今年4月、中台双方の対象病院を発表。台湾では▽台北栄民総医院▽台湾大学医学院附設医院(台大医院)▽三軍総医院▽林口長庚紀念医院──、中国では▽北京協和医院▽北京大学第一医院▽上海復旦大学附属中山医院▽上海交通大学医学院附属瑞金医院──がそれぞれ選ばれていた。
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