ニュース 医薬 作成日:2016年10月26日_記事番号:T00067065
蔡英文総統は24日、政策調整会合を開き、中国籍の留学生にも人道的見地から全民健康保険への加入を認める方針を固めた。近く全民健康保険法を改正する。25日付聯合報が伝えた。
保険料はその他の華人・外国人学生と同額とする。これまで中国大陸以外からの留学生の保険料に関しては、政府が4割を補助してきたが、今回の見直しで補助が撤廃され、中国籍を含む全ての留学生は月額1,249台湾元(約4,100円)の保険料を全額負担することになる。ただ、法改正前に既に保険料補助の対象となっている華人・外国人学生については補助を継続する。中国籍の留学生は2014年現在で約8,900人いる。
その上で、特定の国家、家庭環境が厳しい学生などに政策的に健保支援を行う場合には、担当官庁がそれぞれ経費計上を行うとした。
総統府の黄重諺報道官は「台湾で学ぶ中国大陸の学生を健保の対象に含めるかどうかは過去数年にわたりさまざまな議論があった。民進党は野党だった当時から中国大陸の学生を健保に含めることに賛成だったが、政府の財政負担や社会の資源分配の公平性について慎重な検討が必要だった」と説明した。
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