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彰化で250MWのクリーン発電、エクイスが150億元投資


ニュース 公益 作成日:2016年10月26日_記事番号:T00067073

彰化で250MWのクリーン発電、エクイスが150億元投資

 アジアでエネルギー・インフラ投資を展開するエクイス・ファンド・グループ(シンガポール)傘下の台湾速力能源(Soleq)は24日、150億台湾元(約500億円)を投じて彰化県に設備容量200メガワット(MW)の太陽光発電所と、50MWの風力発電所を建設すると発表した。台湾のクリーンエネルギー政策を好感しての投資で、エクイスが台湾で設置する初のクリーンエネルギー発電所となる。25日付工商時報が報じた。

/date/2016/10/26/15Equis_2.jpgエクイスの梁台湾区総裁(左2)は、クリーンエネルギー政策に同調し、太陽光や風力発電を拡大させたいと語った(彰化県リリースより)

 台湾速力能源は同日、彰化県政府と提携覚書(MOU)、同県の台明将企業(タイワン・ミラー・グラス・エンタープライズ)と協力枠組協定を締結した。台明将とは1ヘクタールの敷地に太陽光パネルを使用した駐車場架台を設置し、来年3月に供用を開始する計画だ。1基目の投資額は約6,000万元という。

 台湾速力能源はクリーンエネルギーによる発電規模拡大に向け、同県の彰浜工業区や雲林県の地盤沈下地域、台東県、苗栗県などで用地を探している。

 エクイスの梁盛宇・台湾区総裁は、この4~5年間、フィリピン、タイ、日本、インド、インドネシアなどで太陽光、風力発電所の建設を進めた結果、グループのアジア全体のクリーンエネルギー設備容量は1GW(ギガワット)に達したと説明。今後1~2年間は台湾での太陽光、風力発電事業をしっかり運営していきたいと語った。