ニュース 電子 作成日:2016年10月27日_記事番号:T00067090
27日付工商時報によると、鴻海精密工業は中国の海信集団(ハイセンスグループ)に対し、同社が獲得した米大陸テレビ市場でのシャープのブランド使用権を回収することで交渉を進めているとの観測が出ているが、ハイセンスの劉洪新総裁はこのほど「米大陸におけるシャープブランドの運営は順調で現状を変えるつもりはない」とコメントした。
昨年7月、ハイセンスは2,370万米ドルでシャープ・メキシコ工場の全株式と資産、およびブラジルを除く米大陸市場でのシャープのブランド使用権を買収したと発表。同ライセンスは今年1月より正式に発効し、ハイセンスは同月に米国で開催された国際家電見本市、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)でシャープブランドからテレビ25種類を発表した。
なおシャープブランドのライセンス供与の契約期間は5年間で、先ごろ、中国メディアとのインタビューに応じた劉総裁は、これまでにシャープからライセンスを回収したいとの意向を何度も示されたことを明らかにした上で、これに応じない姿勢を示した。
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