ニュース 家電 作成日:2016年10月27日_記事番号:T00067091
ダイキン工業の総代理店、和泰興業は26日、基本給の平均3%引き上げを董事会で決定した。基本給引き上げは3年連続だ。7月1日にさかのぼって実施する。同社の上半期純利益は3億5,100万台湾元(約11億6,000万円)で、前年同期比0.57%減だった。27日付工商時報が報じた。
和泰興業の幹部は、1~9月の台湾家庭用エアコン市場は前年同期比2%縮小した一方で、同社は7%成長したと明かした。販売台数は16万台で、高級住宅で使用されるビル用マルチエアコン(VRV)は2割成長した。
台湾松下電器(パナソニック台湾)の幹部は、基本給は食費補助を含め平均4%の引き上げを7月にさかのぼって実施したと説明した。春節ボーナス(年終奨金)の支給月数も昨年の6.7カ月分から7.8カ月分に拡大。同社の2015年会計年度(15年4月~16年3月)の連結売上高は323億元で、4~9月は台湾市場での販売が前年同期比増となった。
東元電機(TECO)も、基本給を7月から3~5%引き上げた。また創業60周年を記念して1人当たり6,000元の特別ボーナスを支給した。
声宝(サンポ)は、8月から基本給を3~5%引き上げた。同社の上半期利益は前年同期比50%以上増、第3四半期利益も前年を上回った。
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